プレスリリース

2013年10月16日

AIU損害保険株式会社

「中小企業の海外進出リスクに関する意識調査」を実施
〜 約4割が認識している最も高いリスクは、進出先の政情不安 〜

AIU損害保険株式会社(代表取締役社長兼 CEO小関誠、以下AIU)は、中小企業経営者の海外進出におけるリスクに対する意識を明らかにすることを目的に、東京・大阪・愛知の中小企業経営者300名を対象に意識調査を行いました。

≪調査結果トピックス≫

  • ◆現在海外取引のある企業は全体の約3割。今後の海外取引に前向きな姿勢の企業は約4割に。
  • ◆すでに取引を実施している国は東アジア圏が多いものの、今後の進出意向では東南アジア圏が上位に。
  • ◆海外取引におけるリスクや不安1位は「進出先の政情不安」。(約4割。既取引企業では更に高まり5割超)
  • 海外取引のある企業の約4割がトラブルに遭遇。従業員の病気や、賠償問題が発生。
  • ◆海外取引のある企業の半数は海外出張で対応。3社に1社は海外旅行保険の加入なしで進出。

今回の意識調査では、中小企業300社全体の31%(94社)がすでに海外との取引実績があり、また全体の37%(111社)が今後の海外取引に前向きであることが分かりました。海外取引実績がある94社のうち、現状は海外出張対応が多いものの、海外に生産拠点を設けている企業が32%、今後更なる法人・事務所設立を検討している企業も10%あり、中小企業がグローバル化に意欲的であることが伺えます。

海外取引をする場合のリスクや不安については、現地でのトラブル(取引先、労務関係等)や、自然災害、PL事故よりも、進出先の政情不安にリスクを感じる企業の割合が41%と最も高くなりました。既に海外取引をしている企業に限定すると、政情不安に対するリスクは更に高まり54%となりました。一方で、テロ、誘拐・脅迫等に対するリスク認識は、既取引企業が13%と限定的なのに対し、未取引企業は26%と高い認識を有していることが分かりました。

また、海外取引実績のある企業のうち43%が、未然に回避できたものを含めてトラブルを経験しており、実態としての海外進出リスクの高さが明らかになりました。しかしながら、大企業における海外取引では一般的な海外旅行保険においても、35%の企業は未加入の状態で海外取引をしているなど、十分にリスクヘッジができていない企業も少なくないことが分かりました。

海外取引において優先度が高い保険については66%が賠償責任保険と回答したものの、実際の加入率は53%に留まり、経営資源が潤沢でない中小企業ならではの実態が明らかになりました。また、海外取引に関する保険内容のニーズに関する質問では、保険料の安さに加え、日本語での手続きや対応力が求められていることが分りました。

<調査概要>
調査対象: 東京・大阪・愛知の中小企業経営者各100名合計300名
(売上3〜10億円未満 50名 / 10億円以上 50名)
調査期間: 2013年9月13日(金)〜18日(水)
調査手法: インターネットアンケート *調査は、株式会社クロス・マーケティングへ委託

最終更新日:2013/10/16 CO-00055P